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MakisimaDiary20050315 - MakisimaDiary 2005.03.15 (管理者により凍結中)

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MakisimaDiary 2005.03.15 (管理者により凍結中)

EUREKA! EUREKA! EUREKA! (四諦?)

2005年3月15日は my private 記念日に決定.

アルキメデスがユーレカ!(わかったぞ!)と走り回った気分が ちょっとわかったかもしれません.

今まで虚構として楽しんでいた小説が俄然現実味を帯びて感じられてくるし, 明るすぎる光の中で第3の目・心眼がぱちぱちと目を開けようとしている感じ.

深夜残業続きで帰宅後も対処方法を考え続け,ものすごい寝不足でした. 今回は,腕が一流の父に頼ることにして, 3/13〜15,実家のマキシマ研究所 http://www.makisima.com/ に詰めました. 父が私の癖に合わせつつ,すさまじく切れる刃物を研ぎながら作ってくれました.

試料から,試験片がさくっと切れたときの恐ろしさと快感は忘れられません.

感涙にむせびつつ上野駅の連絡通路をふっと見たら, 愛知万博や各地の観光地のポスター, いろんな製品の広告があちこちに貼ってありました.

それまでの数日間,マイクロメートルレベルを肉眼と手の感触で見続けていましたから, その印刷の粗いこと荒いこと. プリンタのドットが見えてしまうのは性能上の限界でやむを得ないものでしょうが, それ以前に,デザインや写真の段階で「手抜き」ばかり. この程度で「プロ」を自称できるのなら, 僕だって楽々「プロ」レベルだし, ごまかし方さえ飲み込めれば, どうでもいい仕事をこなすのもたぶんすぐにできるようになります.

なあんだ,ほとんどの「プロの仕事」はいかにごまかすかなんだなぁと.

さすがに,精密産業のお膝元や日本伝統の歌舞伎などのポスター, 写真はいい仕事をしています. そのレベルでは相当修行が必要ですが, できなくはなさそうです. 会社をクビになってもデザイン関係で死なずにすむ程度になら生きていけそうだ!

ちなみに,上野駅から北本駅まで,JR駅構内で一番すばらしかったのは, 北本駅の駅員さんの手書きのレタリングでした.

さてそれで,それが 15 日の夜のこと, そのあとずっと興奮していて翌日朝まで全く眠れず, 過労で倒れる前に引き継ぎだけはしておこうと会社に行ったのはいいとして....

3月16日午前8:45頃,寝不足でキレました.

素人判断ですが, 脱水症状,ショック症状で体が硬直. 水と糖分を口から流し込んでてもらっていました. そのうちに,心配した人が救急車を呼んでくれました. そのころには山は越していたものの興奮状態が続き, テーブルをガンガン叩きつつ「救急車にゃぜってぇ乗らねぇ!」と叫んでいました.

離脱症状がある薬を飲み忘れていたのですが,手が震えて飲めないし, 飲んでいいものかどうかもわからない. 救急隊員たちは薬の名前や性質が全くわかっていない. 午後に私が予約していてくることになっていた産業医は定休日で, 「午後まで別の仕事がある」ときてくれない. 藪医者にかかったら,体は生きても精神を殺されそうで怖い. 結局,あれこれ電話をかけまくったあげく, 消防の埼玉中央広域の管内から, 都内の九段坂病院心療内科まで運ぶだけならやってくれるというので, 乗せていってもらいました. 「あとはもう,寝てるだけで治りますよぉ」と言いつつ.

主治医の,九段坂病院心療内科部長 山岡先生曰く, 「ただの寝不足です.躁鬱病ではありません.ゆっくり寝てください」 だそうです. 一般的に,どんな人でも,仮に鬱病の人でも, 寝不足がひどくなるとハイに躁状態になるんだそうです.

寝不足には気をつけましょう (^_^)

(2005.03.27 librarian)