どうやら，「マキシマ文庫」やこの Wiki サイト に固定読者がいたようです． 面識のある人なんですが，なんだかびっくり．
カレーを作るというと， おそらくたいがいは，カレー粉，調味料，糊化剤などを調合した 「カレー ルー」を使うことになるでしょう． だだ，そのカレールーの原材料を眺めると， この化学薬品はなんなんだろう... とか， アミノ酸その他の調味料を無理に添加していない「カレー」はどんなものなのだろうか， とか， おいしいと感じるのは化学薬品にだまされているだけなんではないだろうか， などと疑心暗鬼になってくるわけです．
で，S&B「カレー粉」（調合済み粉末），こぶ（グルタミン酸を期待）， かつ節（イノシン酸を期待），油未使用， などでカレーもどきを作ってみました． カレー粉だけだと本当にただのカレー風味スープ． 日本酒，味噌，醤油，酢，チーズ，その他諸々，片端から入れたら， 多少はましになったものの，まだ「カレー風味」鍋． ジャガイモすり下ろしだけではルーにはほど遠く，温度が冷えてから， 小麦粉（ルーの代替，糊化・とろみを期待）追加，再加熱． ， なんとなくカレー風のどろどろしたものに．
普通の人が食べれば，感想はただ一言「まずい」になるのでしょうが， 私がたまに遊びで作る「食料」としては上々の出来．
ここまでが昨日．
それでも風味が足りないので，今日，「豚バラ肉」を追加． 豚脂の香りで，それなりに洋食風になりました．
私は普段「料理しない人」なので，念のため．
(2005.07.11 librarian)