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MakisimaDiary20060727 - *ポリテクセンター埼玉

目次

ポリテクセンター埼玉


昨日,26日は,会社に顔を出してきた. 上司,人事には口頭で現状を伝えた.

私がメモ魔なので警戒していた上司も, しばらくして談笑モードになったら, とても含蓄のある見解を示してくれた. あの内容なら,優秀なライターが書けば,ベストセラー間違いなしではなかろうか. いままでは,立場というものがあるので, 私が理解できるようなはっきりした具体的な形では伝えてくれていなかったようだ. とても考えさせられたし,思いもしていなかったことを気づかされた.


さて,今日は,浦和にある ポリテクセンター埼玉(独立行政法人雇用・能力開発機構 埼玉センター) に行ってきた. 10月開校の公共職業訓練のガイダンス・見学会.

テクニカルメタルワーク科(溶接科) ( http://www.ehdo.go.jp/saitama/skillup/job_seeker/ability/metalwork.html ) で TIG 溶接の体験をさせてもらった. tungsten-inert gas welding は, 非摩耗性のタングステン電極から出るアークで溶かし, 不活性ガスのアルゴン雰囲気下で溶接するというもの. 火花も飛ばないし,きれいだが,アルゴンガスを使うので高価.

初心者の体験と言うことで,棒は使わずに,溶かしてくっつけるだけだったが, これがまた,結構,こつがいるもののようで, 私がやったものは酸化して真っ黒,がたがた. でも,なんだかおもしろかった. 体験レベルは,だいたいおもしろいし楽しいんですけどね. やりがいはありそうだ.

3時間半のうち体験溶接は実質1時間(半)程度だったが, 帰りにはものすごく芯が疲れていた.

6ヶ月コースのうち,溶接の実習は3ヶ月程度. 以前は板金もやっていたが,溶接訓練が足りなくなるということで, 溶接のみになったという. だいたい,6ヶ月コースでは,全てマスターして終了できなくても普通だそうだ. 技能検定はこのコースの中ではとれないが, 実習の対象物が検定と同じ内容なので,試験対策にはよいとのこと. 技能検定に受かると求人では即戦力と見なされるようだ.

埼玉の溶接業は,あれこれいろいろ,まんべんなく, 大きな構造物は少ないが,箱もの(板金と溶接)は多いのだそうだ.

さて,浦和の状況はなんとなくわかったが,品川のほうはどんな感じなのだろう.

(2006.07.27 librarian)