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MakisimaDiary20070323 - *お彼岸,彼我の狭間,そして蒲田

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お彼岸,彼我の狭間,そして蒲田


お彼岸. 仏教行事と思われているが,日本独特の風習. 春分,秋分という時期にあることから,太陽崇拝の残滓が色濃く残っている. お天道様は日本人には素朴な神様だ. だいたい,天照大神は太陽神.

あちらの岸とこちらの岸.彼岸と此岸.あの世とこの世. 実世界と接しているのかいないのかすらわからない虚の世界. 太陽が黄道を移動していき,赤道を横切る瞬間が秋分と春分だ. 空間と時間の狭間.

そして,日本の学校では,一年が終わり,修学期間が終わる時期だ.


さて,今年は両親にくっついて生田と幸手にお墓参りに行ってきた. 両親にとっては,一日で両方済ますのは強行軍になってきている. この日にしたのも,お彼岸期間中で,お天気が良く暖かく,休日の混雑がない日. お墓の様子からすると,どちらも本家筋がお参りにきたあとのようだ.

そのあと,蒲田へ. 品川技術専門校金属造形科の仲間達の飲み会. 学科が閉鎖される最後の金属造形科生たちだ. 学校自体,4月から名称が「東京都立城南職業能力開発センター」になるという. 蒲田には,一人を除き修了した全員,中途退校した二人,一つ前の修了生の一人も集まった. 進む道はいろいろだが,良き仲間達である.


(2007.03.24 librarian)