ホームズ彗星は、しばらく前に新聞等のニュースで話題になったので、 既にご覧になった方も多いかもしれません。
埼玉県内の市街地から星空を眺めたら、 ホームズ彗星が天頂付近に肉眼で見えています。 月は三日月を過ぎたくらいで空が暗いので、 多少条件の悪いところでも見えるかもしれません。 名古屋のほうの某ロケット会社にお勤めの方によると、 尾がなくて「団子のような」形に見えたそうです。
明るさが落ちてきて、団子というよりぼやっとした雲のようになってきました。 αに近づいたせいか、肉眼での判別が難しくなりました。 (2007.11.22am 追記 librarian)
月が明るい影響もありますが、肉眼では見えなくなりました。 双眼鏡では、αの近くにうっすらと広がっています。 (2007.11.22 21:40 追記 librarian))
カシオペアとプレアデス星団の間に弧のように星が連なっているのがペルセウス座で、 そのペルセウス座のα(γ、δ)の脇にボーッと見えています。 βはアルゴル。
さて、 「天文年鑑2007」によると、今年は 11月18日(日)11時、しし座流星群が極大。 ということは、17日(土)の夜から翌朝が見やすいですね。 月は上弦なので、沈んでくれます。
19日未明、天文薄明前、ふと見上げたら、しし座から流星が飛び出しました。 明るさはマイナス等級、角度は1〜2°くらい。 HRが低くても、たまたま見えることはあるんですね。 (2007.11.22追記 librarian)
しし座流星群は話題にもならなくなってきましたが、 今年は来月12月15日極大のふたご座流星群が条件最良だそうです。 寒くなりますが。