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MakisimaDiary20070328 - *メガスター,4D2U,日本科学未来館

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*メガスター,4D2U,日本科学未来館

-FrontPage --> MakisimaDiary --> 2007.03.28

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技術専門校のAさんに誘われていた
日本科学未来館( http://www.miraikan.jst.go.jp )の
メガスター( http://www.miraikan.jst.go.jp/megastar2cosmos/index.html ),
Sさんと3人で見に行ってきました.

開館が10時で,9:50の集合ということにしていましたが,
列の前のほうで,メガスターの当日予約もすぐに取れました.
開館時,後ろのほうにはだいぶ列が長くなっていました.
開館10分前集合という読みは鋭い.

メガスターのドームは傾斜式でした.
投影機の後ろにはあまり席がないのですが,
投影機の背後くらいが一番見やすいかもしれません.
投影機の前に座りましたが,完全に椅子を倒しても天頂が見にくいです.
もっとも,番組ではメガスターの星を解説するというようなことが全くなかったので,
見にくくても大きな影響はありません.

双眼鏡を持って行きましょうと案内に書いてありますが,
星見用の双眼鏡で見ると,暗い星はぼやーっと焦点がものすごくぼけた星雲のようです.
回折でぼけてしまうんでしょうか.
実際の星空を双眼鏡や天体望遠鏡で見たことがある人が双眼鏡を使うとがっかりするかもしれません.
肉眼(+メガネ程度)で眺めるとプラネタリウムというより天体写真(星野写真)のようでとてもきれいです.

川崎では生解説しているそうなので,そちらを見に行ってみたいですね.

下の階では VRシアターで国立天文台の「4D2U-spacewalk」をやっていました.
スクリーンを3倍にしたばかりとかで,立体視の迫力ある宇宙旅行.
3次元空間+時間の4次元の時空を宇宙としてリアルタイムにゲームコントローラで自由に操作して駆け巡れます.
ただし,時間については地球での観測時点に固定されていて(少なくとも,私が見たものは),
いわゆるワープしている状態.
現在わかっている天体データを詰め込んでリアルタイムに計算,表示させているものと思われます.
現代的天象儀.
太陽系の惑星に着陸したり,銀河の泡構造を見渡せる世界の果て(事象の地平線?)までグワーッと瞬時に到達可能です.
右のスティックが遠近のコントロールで,左のスティックが回転のコントロール.
私はコントローラを触らせてもらって,アルファケンタウリの二重星にぶつかったり,
昴(プレアデス星団)を裏側から見たりさせてもらいました.
神の視点で空間移動が快適に動作します.
惑星探査機コースをたどるというモードもあるようですが,だれもやらなかったので,
どんなものかは不明です.
たぶん,土星の輪を通過するとかできるんではないでしょうか.
立体視でなければ,ダウンロードして自分でも楽しめると解説の人が言っていました.
なかなか楽しい.
従来型プラネタリウムより流行るかもしれません.
( http://4d2u.nao.ac.jp/ )

そのあと,超伝導の実験やASIMOの実演を見ましたが,
連れも私もちょっと疲れて早めに解散.

日本科学未来館に年に2回以上行くなら,友の会入会をお勧めしておきます.
とりあえず入館料500円払っておいて,その日に入会すれば,
あと500円追加で年会費になります.
Sさんは入会していました.
家族会員はもっとお得になります.

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(2007.03.29 [[librarian]])
(誤字訂正 2007.04.25 [[librarian]])