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MakisimaDiary20100130b - *ブルームーン,最接近の月と火星

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*ブルームーン,最接近の月と火星

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http://www.makisima.org/wiki/img/20100130_bluemoon_mars_nearest/2010_01_30-22_46_49-EOS-6606_r_s20_l.jpg

(左斜め上に最接近した火星,右斜め下がブルームーンの満月)

天文年鑑によると,

-2010年1月1日4時13分,満月(部分日食)
-2010年1月28日4時,火星の最接近(光度−1.3等,視直径6''.7,離角24°45'
-2010年1月30日15時18分,満月
-2010年1月30日17時6分,火星が月の北6°37'
-2010年1月30日18時5分,月が本年最近(33'29'')

ということで,
今年の1月は満月が2回あります.
この2回目の満月をブルームーンということがあるそうです.
ブルームーンは比較的最近定着した言葉らしく,
http://mirahouse.jp/begin/blue_moon.html
に歴史的経緯や由来が詳しく書かれています.
地球を月は29.5日程度で回るので,来月,2月は満月がありません.
そして,3月も2回満月があります.

ブルームーンというと,私は四半世紀近く前のNHK海外ドラマ「こちらブルームーン探偵社」を思い出します.
ブルース・ウィリスをこのドラマからよく見かけるようになりました.

月が地球に最接近したので,今年一番大きく見える月でした.
30%ほど大きいという話です.
その分とても明るくて,自分の影がくっきりとみえました.
一番明るいかどうかは,満月の瞬間をすぎてどれだけ欠けているかにもよるので,なんとも言いがたいところのようです.
きちんと計算できればよいのですが,私にはちょっと無理…

太陽は冬至の頃,一番低くなりますが,逆に月は冬至の頃,一番高くまで登ります.
それから1ヶ月余り,明るい月が空高く,月で明るい夜でした.

月の話題で twitter の宇宙クラスタはもちきりでしたが,
最接近した赤い火星も月に負けじと輝いていました.

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(2010.1.30)