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HariboteOS - *OS自作入門 のメモ

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OS自作入門 のメモ

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再挑戦

メモ(旧)

2006.04.28 にブックデポ書楽で山積みになっているのを発見. ぱらぱらとめくってみると,なんとなくおもしろそうな気配. 入手.

川合氏の自作のツール,処理系に関しては,コマンドライン引数や仕様がはっきり記述されていないようだ.

どうやら,この本では,細かいことは気にせず, 流れや雰囲気をつかんで通読してしまえ,という方針のようだ. 教育方法の原則, つまり,教えなくていいことは教えるな, たくさんのことを教えようとしても生徒は消化不良を起こすだけ, いかに情報を切り捨てるかが教える者の腕, という観点からすると,筆者のやり方は正しい. とはいえ,独自ツールの使い方など, 調べようとしてもどこにも書いていないというのはちょっと困る. まあ,この本を読んでいくうちにわかってくるが, PC/AT アーキテクチャ自体が,資料無し,の山のようだから.

FD に書き込んで実機で実行してみてとまどったのだが, 我が家のどのマシンも,フロッピーでブートするときには, フロッピーからブート中というメッセージが BIOS から表示されない.

ローカルな症状と思われるが, 「三日目」の harib00h から harib00i になった時点で動作がおかしい. Pentium II マシンは予期した動作だが, Pentium III マシンは画面がまだらのドットになり, Celelon マシンは再起動してしまう. この時点で,FD のアクセスランプが点灯し続けるという現象も発生しはじめた. harib00h から harib00i への変更は大規模で,しかも解説なしなので, 原因の特定は困難. ハードウェア構成は確認していないので, CPU の問題とは限らないが,PC の区別のためにこのように記述. Q&A を見ると,同じように不具合がでている人がいるようだ. (2005.05.01)

キーボード,マウスの制御(読み込み)になったら, Pentium II マシンもキーボード・マウスを扱えなくなった. もっとも,マウスは USB マウスだから,BIOS がエミュレートする PS/2 マウスでは, 32 bit モードでは制御不能のはずだ. とはいえ,PS/2 キーボードもだめとは.... KVM スイッチが入っているせいか? harib04g でしか試していないので,それより前のどの時点でだめになったのかは不明. この際,原因追及よりは,通読して概要を把握するのが先だろうから, 付属の QEMU のエミュレート画面で動作確認することにする. (2006.05.02)

文献(題材)


(2006.04.30 - 2006.05.02 librarian)