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HariboteOS_01 - *1日目(2009.05.21)

目次

1日目(2009.05.21)


「OS自作入門」に再挑戦. 3年ぶりか.

2009年5月20日夕方より.

第0日目から第1日目の最初までやってみた. バイナリで直接イメージを書き込んだフロッピーで Hello, World を表示させるだけというもの.

Microsoft Virtual PC ベータ(Windows 7 RC用)で動作させようと思ったら, Virtual PC 2007 からフロッピーがサポートされなくなったらしい(リリースノート). 仮想PCがエクスプローラから操作するようになっていてびっくりだが, ともかく,詳細設定にはフロッピーは見あたらない. ハードウェアとしても,仮想フロッピードライブとしても. かつての Virtual PC ではフロッピーが標準装備だった. Virtual PC ベータでは USB ストレージデバイスがサポートされるようになったから,フロッピーはいらないだろうという判断か. ゲストOS 自体,古い Windows はサポートをうたっていない. 一般的には,マザーボード等のハードウェア用に FD イメージを無理矢理作るというソフトもあるようだが, はたして Virtual PC ベータで動くかどうか不明.

当面,Win7RC 上では,本に付属の QEMU で動作させることにする.

本書で使っているバイナリエディタの BZ だが, Windows 7 RC 上では,ファイルを上書きしてもタイムスタンプが更新されない. 互換性ウィザードを通してもだめだった. 何がおかしい?

Bz でバイナリのイメージを書き換えようとしてはまった. フロッピーのイメージを Bz で正直に書いたら,一部ずれていて起動しなかった. 付録CD-ROMのものと fc して打ち込みミスを発見. タイムスタンプが更新されなくても実害はないのだが,不便.

この本は2006年2月28日の初版第1刷発行で,4月13日の初版第4刷が手元にある. まだ3年しかたっていないのに,パソコンの世界がすっかり様変わりしてきている. もっとも,この本が書かれた当時,すでにフロッピーはなくても当然の環境だったことが本文からよみとれる.

一寝して,「第1日目」の残りを斜め読み. あまり気合いを入れて詳細を詰めようとすると終わらない.


(2009.05.21)