久々の外出。 電車に乗って、都内にでるのは、2ヶ月ぶりか、3ヶ月ぶりか。 比較的体調もよかったので大丈夫だろうと思っていたが、 往路、電車に酔ってしまった。
順天堂医院は、お茶の水の、東京医科歯科大病院の隣り。 医院といっても、大学病院。 病院の中は、ほとんど迷路だ。 その循環器病棟にお見舞に行ってきた。 狭心症でカテーテル検査と聞いていたが、 バルーンまでやることになってしまったというので慌てて様子を見にいったわけである。
カテーテルを入れて、ドリル(ダイヤモンド刃先)で削り、 金属の網(ステント)を入れる。 手術の様子をX線撮影の動画で見たが、 なるべく造影剤を少なくしているらしく、 お医者さんが説明してくれるのだが素人目には何をやっているのかよくわからない。 金属のステントくらいはくっきり見えるかと思っていたのだが、そうでもない。 さすがにドリルや超音波プローブなどは黒くはっきり見えているのだが、 血管などは、私の目には、造影剤を注入した直後しか認識できない。 90%つまっているのは、なるほど狭いが、 50%は言われてみれば細いかもという感じ。
手術は午後1時から3時まで2時間程度。 手術後に担当の内科医(執刀と病棟の二人)が成功と伝えに来て、 その十分くらい後に本人が運ばれてきた。 ドリルは振動がわかったが、ほかのときには何をやっているのかわからなかったという。
ステントを入れても、8か月後、 5〜10%は再び狭くなってしまうそうだ。 むかしは20〜30%再発だったので、だいぶ技術が向上しているのだとか。 また、金属を入れるので、薬やポリマーでコーティングしているが、 1週間から1ヶ月は、血栓ができる危険が1%。
このまま退院するなら、2日後には退院。 もう一ヶ所の治療もするなら3日後にカテーテル治療というが、 さて、どうするんだろう。
(2006.04.05 librarian)