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MakisimaDiary20060628 - *バイクも携帯も生命保険も,疲れた

目次

バイクも携帯も生命保険も,疲れた


今日は疲れた.

バイク掃除(整備のまねごと)

昼間,薄曇りでいいお天気だったので, 実に久しぶりにバイクを掃除した.

HONDA SL-230 は,数年前に追突されて廃車になった SUZUKI RG-125γ の後釜だが, ほとんど手をかけなくても調子よく動いてしまうので, ついつい掃除などが怠りがちになる. ガンマは手をかけてもかけても動かなくなるので大変だったが,SL-230 は実に快調. 乗っていても楽しい.

薄曇りとは行っても陽が出ていたので,腕は赤くなってしまった. なにより,夏日で暑かった. 一通り掃除して夕方になってしまったが, しゃがみっぱなしだったので,立ちくらみはするは,疲れるわでへろへろ.

生命保険・医療特約の見直し手続き中,人間関係が....

バイク掃除で疲れたぁ,というところで, 生命保険の外交員から電話. 現状では保険料を払うのがとても大変なので,その関係の手続きと Q&A の類で, 一連のやりとりの一こま.

いつの間にか言い合いになってしまって,気まずくなってしまった.

この文,ただの愚痴ですから,そのおつもりで.

どうしたらいいかあれこれ訊きながら調べながら考えて, 減額した上で払済保険にするということにしたのだが, どうやら,あまりふつうの人はしないことを私はいろいろ要求したようだ. まあ,契約獲得の逆で営業成績にならないものだから, やる気にならないのもわからないではないものの, 私としては理不尽な要求をしたつもりはなかったのだが....

保険料はこの先当分払えそうにないので, 実質的には解約することにした. 簡単に言えば,減額した上で払済保険にかえるというもの. 払済保険というのは,これまでに支払ってきた保険料を元手に (解約した場合の解約返戻金に相当する額で), もともとよりは低い金額の保険を一時払い(一括払い)で買うといったもの. 払済保険では,特約が消滅し,もともとより減額された本体の生命保険だけが残る. 私の場合,まず,減額して(一部の)解約返戻金をもらい, それから,さらに減額された払済保険にするという手続き. (ふつうは,単にそのまま払済保険にする)

私の場合,医療保険には二度と加入できないだろうからと, 生命保険の医療関係の特約を解約したくなくて, 無理して保険料を払い続けていた. しかし,もう諦めた. あれこれ見積もりをしたが, 医療は,結局,公的な健康保険に頼ることにした. 足りない分は,多少の手元資金として確保しておけば,どうにかしのげそうなのだ. 自己資金で足りない分は,知り合いに たかる...か.

保険を考え直そうというはじめの段階で, どうすればいいだろうかと,外交員に伝えた. 解約した場合,払済保険にした場合,標準的(?)な方法で減額した場合などを提示してもらった. それから,金額や条件をいくつかかえて,数パターンを外交員に見積もりしてもらった. もっといろいろなパターンを示してくれると思っていたので,ちょっと期待はずれ. バイクの自動車保険の人は,私の状況を聞きながら考えておき, 実にいろいろなパターンを試算した紙を見せてくれるので, すっかりそのつもりでいたのが悪かったのだろう. ここの金額の上限,下限はいくらか,何パターンか試算するとどうなるか, この部分はどう考えればいいのか,資料はありませんか, なども見積もって紙にしてもらったり,参考資料をもらおうとしたのだが,電話で, 「変更の限度額は xx です.」 ...「確認したらちがいました.契約の時期によっても違うので oo です.」 ...「金額変更は(比例)計算してください」 ...「...の件は確認してから連絡します」(連絡あったりなかったり). といった具合. 私のほうの調子が悪くて「急ぎませんから」と頻繁に言っていたから, うっかり,もあるんだろうけどさ. ちなみに,比例計算でいろいろ試算していると, 「それでは目安程度」と言われたりもして.

それで,自分でインターネットや書籍でちょこまかと調べてみたり, 電卓を叩いてみたり,保険会社の相談窓口に電話してみたり.

結局,長い長い思案の末, 払済保険は銀行預金よりは利率のいい「預金」と思って, 医療にあてるための手元資金と考えることとした.

が,預貯金と違って,必要なときに部分的に引き出すことはできない. お金を引き出すなら,減額ではなく,解約になる. それでは,解約した場合の解約返戻金がちょっと多くなる (生命保険は終身単体で,定期なしにしてあった). そこで,減額した状態の払済保険にすることにした. これは,一回の手続きではできないのだそうだ. まず,従来の保険を(保険料支払いの必要な)保険に減額して, 解約返戻金を一部受け取る. 次に,減額した保険を,さらに減額した状態で(保険料の支払いのない)払済保険にする. 解約返戻金で今支払ってもらうのと,払済保険にして預金代わりにする分を, どのように配分するかだが, 払済保険にして預金代わりにする分の金額を指定した. ふつうは,保険金額を指定して減額し,それを解約するといくらになるか,で計算する. 私の場合はこの逆なので, 外交員に,「なんでそんな細かい計算するんですか,十万円くらいの金額,違ったっていいでしょう」と文句を言われた. 今の私にとって十万円の差は大きいんですよ. 早々に払済保険にも手を付けなければならないのではないかと予想されるほどなのだから.

外交員の対応状況から推測すると, ふつうの人は,ある条件を別の条件に変えたらどうなり,額を変更するとどうなり, さらに,そのあとでまた変更しようとするとどうなるか,... といったふうな, いろいろなシミュレーションはしないらしい. というより,保険屋さんでもほとんど計算できないようだ. 一つ問い合わせると,確認した上でお答えします,という状態. 私の契約は十年くらい前のすこし古いもので, 外交員が使っているソフトウェア(端末)が対応していないようだ. 少し複雑になると,金額が絡む問題なので,そもそもそんな計算できません(しません?)とのこと.

私自身は,MATLAB/Simulink という技術計算用のソフトで制御シミュレーションを繰り返すという仕事をしていたので, ちょっと条件を変えて,さらに条件を追加変更していくという方法に慣れすぎたのかもしれない. でも,もう少し一般的にも, PC の BTO (Build to Order; WEB 上で自分でカスタマイズして発注する)に慣れている身にとって, その場でカスタマイズしてどうなるかが見えるのがふつうの感覚になってきていると思う. 計算方法や試算方法をわかるように公開してくれていれば, 自分で計算したければするし,気の済むまで試算するのだが, ちょっとしたことでもいちいち人に依頼して何日も待つのはつらい. 欧米では,自分で組み立てる保険というのがあるともきく,当然だろう.

税金がどうなるかわかる書類をくれとも依頼したのだが,こじれた. 解約返戻金に対して税金の申告をする必要がない額であることはわかっていたのだが, 本当にそうなのか,どうしてそうなるのか確信が持てなかったし, 既払保険料が私の場合どのような計算で金額がいくらかになるのかもわからなかった. それ以前に,税金の制度や計算方法自体も理解できていない. それで,懸念をいろいろ伝えて, 税金を払わなくてもいいことがわかる書類をくれといったのだが, 外交員は,電話で, 「既払保険料は xxx です. わたしは忙しいんです.計算したいというだけのことにつきあうヒマはありません. 税金で迷惑かけると困るから,事務の人に確認したけど, もうこれ以上はできません. 誰に対しても,そのような資料は出していませんし, そんなことにつきあったりしません」  コールセンターでは,言えば書類をくれると言っていたんだけど.

なにをどのように計算して, どのような条件を設定して出してくるかは保険会社次第というのが 外から見た(私からみた)保険の世界. とても不明瞭. 相互会社の「社員」にも内容はわからない.

金額を聞いたあとで計算してみたら,払済保険料に関しては, 主保険と特約を合計した保険料(月々の支払総額)に,払った月数をかけただけのものだった. 特約は終身では契約できないこともあって掛け捨てのようなものだから, 特約分を合算しないか,しても,係数で減額して, それに主保険のほうの額を加算して, 税金上の「払済保険料」にする可能性もあるかもしれないと思って外交員にお願いしたのだが, (少なくともこの保険会社では)単純な合計額でよかったということだ (保険によっては,計算方法があるとどこかで目にしたような気がしたのだが). しかし,書面になっていないと,あとでわからなくなるのは確実だ.

ふつうの人は,細かいことは気にしないのだろう. 契約変更後の予定利率がどうなるのか,払った金額のいくらが解約時に戻ってくるのか,など, なにも聞かずに手続きするもののようだ. 私はいくらでも気の済むまで考えていられる暇人だしね.

そんなこんなが積み重なって,外交員のイライラが上昇したようだ. 今日の電話のときは,私も疲れていて口調や言い回しも嫌みできつくなってしまったしなぁ. どっと疲れましたよ.

外交員さんがこれを読んだら怒るでしょうが, 私からどう見えたか,どう感じていたか,です. 病人の治療に協力すると思って,ご容赦くださいませ.

人に対応するのは疲れるし,落ち込むし,それでいてかっかと興奮するし, 人間関係は難しい. 一人で人と交わらずにいると,寂しいけれど,楽だ. 今後,精神状態を悪化させないためには,考慮しておくほうがよさそうだ.

そういえば, 私は,この頃少し動けるような健康状態で, 平素の落ち込んだ状態に比べればだいぶハイだ. ハイなときは人間関係を壊す言動をするから気をつけなさいと,かつて主治医が言っていた. 今回もその一例なのだろう.

心身の健康状態がおかしくなる前でも, 私が納得するまでつきあってくれる人というのはいなかったんだ, ということを失念していた. なんで?,どうして?,つまりどういうこと?,わからないんですが...,etc. の途中で,皆逃げ出すか,私のほうで空気を察して諦める. わかったぞ! ユーレカ! までつきあってくれる奇特な人は滅多にいない. 「場合を尽くせ」は,高校の名物数学教師の言.

なにかにつけてそんなだから精神状態が失調していくんでしょうね.

即断即決を要求される指揮官には向かないタイプだ.

生命保険も医療保険もいらない?

忘れないうちに,というより,まだ吐き出し足りないので, 生命保険や医療特約について書いておきます. ごくごく個人的な,なんの責任も持てない「愚痴」の分ですので,予めご留意を.

生命保険に医療関連の特約を付けるのはやめたほうがいいです. 入院,通院補償の類は,単体の医療保険にしておくべきです. 特約だと,本体の生命保険の変更に付随して医療関連も変えざるを得ません. 生命保険と医療保険は別の事柄に対する保険ですから, それぞれ独立して加入しておくべきです. リビングニーズのような,本体に密接に関連する特約はあってもいいでしょう.

生命保険は,独身,子なしで,会社員(営業資金がいらない職業)なら, 必要ありません. 若いときに加入しておいたほうがおやすいですよ,という営業文句がありますが, 生命保険に払う分を単純に預貯金しておけば問題ありません. むしろ,いろいろなことに対する「自分保険」として, 何ににでも使えて,元本割れもなくて,お得です. 生命保険がどうしても必要な環境になってから, 必要な額だけ,必要な期間だけに加入するのが,結局お得かと. 終身保険は貯蓄性で利率もよいからお得だともいいますが, 満期まで絶対に払い続けるつもりでないと,確実に元本割れします.

医療保険は,慢性病には不向きです. 通院だけで済む(入院させてくれない)病気だと, (ふつうの)医療保険や医療特約は無力です. 「うつ」などは典型例でしょう.

また,保険料に対して,使うであろう医療費が見合うかどうかも疑問です. 大病をして,長い自宅療養期間を挟んで何度も入院,という場合に有効であることは認めます. しかし,一回の入院で,日本の健康保険を使った治療を受けるなら, 高額医療費の返還などで,そんなに巨額の医療費は必要ありません. 差額ベッドを「希望」して,先端医療を受けて,などということをしなければ,です. 生命保険や医療保険の案内に載っている金額を使って, 手術にいくら,入院にいくら,通院にいくら, と,医療保険・特約が支払ってくれるだろう金額を積み上げてみても, 病気が一回なら,たいした金額になりません. ご自分でやってみてくださいな. それくらいの金額は,すでに,自然に貯まっている方も多いのでは? 入院日数や通院日数は,(保険会社以外が調べた)統計調査があるので, 調べてみるわかりますが,平均をみればそれほどの日数ではありません. そういう予想合計金額から, 高額医療費で返還されてくる金額, (運がよい環境なら,健保・会社・労組などが) 手当として支給してくれる金額などを差し引くと, 心配するほどのお金は必要なさそうです. 若くて元気なうちは,医療保険に払うより,預貯金で貯めておいたほうがおすすめです.

ただし, 一度病気(とくに精神関係の病気)になると,そのあとは事実上, ふつうの生命保険,医療特約,医療保険には加入できなくなります. 加入できる保険もあるようですが割高ですから, 保険料に相当する分を金融機関に定期的に預け入れたほうがお得ではないのかな,と.

思い返せば,約10年前, 生命保険に加入するときには自分なりに調べて検討を重ねたつもりでしたが, まだまだ甘かったです.

当時の前提として,

人生設計,狂いまくりです.

以上, 生命保険+特約 の保険料を払い続けられなくなった人間の偏見に満ちた愚痴でした.

愚痴は吐き出したから,これで少しは楽になるといいんだけれど. ハリー・ポッターに,記憶を外に出して保存する・整理する魔法の品が出てきましたね.

GPS携帯

少し気分転換しようと,掃除してきれいにしたばかりのバイクで,ちょっとお出かけ.

なんだか,ゴロゴロ,ピカピカしている気がするなぁと思いつつ, 雨が降っているわけでもなく,晴れ間もあるので,ちょっと,バイクの様子見に,と乗ってみた.

と,急に氷がパラパラ. 痛い!と避難場所を探しつつ,信号で止まったら, 数十秒の間に豪雨になって全身びしょぬれ.

倉庫の屋根を見つけて一時避難. 場所もよくわからなくなっていたので, GPS 携帯 SA700iS で,現在位置測位,地図表示. でも,方角不明. 測位に誤差があるので,現在地が道のどちら側か信頼できず, 180°間違えるかもしれない. 画面が小さいので,位置を把握するのも困難. 拡大すると周辺がわからず,縮小すると現在地がわからなくなる.

SA700iS では,方位磁針と紙の地図がいるようです. 歩きでナビゲーションしてもらえばいいのでしょうが, バイクのナビにするのはさすがに無理でした. それでも,方向音痴の私にとってはかなり画期的な文明の利器には違いない. GPS端末なら電子コンパスも付いていて欲しい.

と思ったら,電子コンパス付きの改良版が発売予定. http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/702i/sa702i/

電子コンパスが欲しい. バイクは鉄のかたまりなので, ふつうの方位磁針では針がバイクの方向を指し続けてしまい,方向がわからない. 電子コンパスでは,定常的な磁力線はキャンセルできるので, バイクでも使える可能性がある.

せっかく昼型に戻してきたのに,また夜更かししてしまった.

(2006.06.28-29 librarian)