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MakisimaDiary20060822 - *離職票の第一回到着 (管理者により凍結中)

目次

離職票の第一回到着 (管理者により凍結中)


いわゆる「離職票」の3枚が郵送されてきた.

古い様式の紙なのでちょっととまどったが, 実用上問題ないということなので,それはそれでよしとする. ハローワークに手続きに行くときに持っていくべきものが変更になっているんですよね.

賃金の算定方法や,勤務日数の計算方法は奇怪至極. 解読して解説してもらうと,なるほどという計算なのだが, 数字だけ見ていると,どうしてそういう数字になるのか不思議になってくる. 普通の離職者は私のようなとんでもない勤務状態ではないので, とくに気にすることもないのだろう.

基本給は当月分を当月に, 残業や勤怠控除は前月分を当月に支払いという給与体系だったが, 離職票に書かれるのは,両方とも当月を当月支払いに換算した金額. したがって,毎年の定期昇給などがあると,金額が給与明細と違ってしまう.

賞与(ボーナス)については,雇用保険料は引かれるのだが, 実際の雇用保険の失業手当の計算には使われない. つまり,支払うだけで返ってこない.

勤務日数は, 欠勤がなければ月の日数そのままで,31日や30日となる. 欠勤が少ないと,月の日数から欠勤の日数を引く. 欠勤が多いと,出勤日数(出勤,有給休暇,休日出勤)を数えあげる. その方が給与が社員に有利だからといったことを新入社員研修のときに聞いた覚えがある. 私の場合,これらが入り交じっている.

失業手当では,退職日を基準に1ヶ月ずつさかのぼって計算する. たとえば,8月18日に退職ならば, 8/18〜7/19, 7/18〜6/19,... というふうに月が区切られる. 給与は 1〜末 の区切りだから,勤務日数を組み直さなければならない. このときどうするかというと, もともとの月を,18日までと19日以後に分けて, 欠勤日などを考慮しつつ,各月の前半(〜18),後半(19〜)に日数を分割する. それらを,前月後半と当月前半で足す,当月後半と翌月前半を足す,という操作をする.

手計算していると,気が遠くなってきます. いつ休んでいつ出勤したかをきちんと数え上げなければなりませんから.

こんな奇っ怪な計算を人事課のみなさんはいつもいつもやっていたんですねぇ. 敬服.

退職理由に異議があるか,具体的な理由がなにかなどを記入し, 会社に提出. これが社会保険事務所でチェックされ(もしかしたらハローワークでもチェックされ), それからまた手元に送られてくる予定. それを持ってハローワークに手続きに行くことになる.

当面,手続き待ち.

(2006.08.24 librarian)