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MakisimaDiary20060904 - *NHK教育「あしたをつかめ 書店員」は何処の本屋か

目次

NHK教育「あしたをつかめ 書店員」は何処の本屋か


たまたま,ふと観た NHK 教育テレビ, 19:30〜19:55 の「あしたをつかめ 書店員」 (「あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑 No.93 本との出会い演出します 書店員」)

93 回放送していて,観たのは今回が初めてだ.

ナレーションに曰く,「大阪府堺市にある大型書店(16万冊)」. 書店員は,西村瑞穂さんという若い女性.

さて,一体この大型書店とは何処のことだろうか. エプロンに ASAHIYA と赤くプリントされているように見える. google で「堺 書店」を検索.

おそらく,これ.

旭屋は関東にもあちこちにあるが, 本店は大阪のようだ.

画面を見る限り,大型書店ではあるものの,大規模・超大型書店ではない. いくら大きなビルでも,ワンフロアなら,それなりの大きさになる. トップを争う超大型書店といえば,池袋のジュンク堂だろうか. ジュンク堂のサイト ( http://www.junkudo.co.jp/event2.html ) をみると, 「常時在庫150万冊、売場2001坪 世界的規模のジュンク堂書店 池袋本店より、お届けします」 とうたっているので,16万冊なら,およそ一割の規模になる. だいたい,ワンフロアという感じ.

書店員にとっては,おそらく,置いている本の内容を把握していられる規模だろう. これより小さいと,いかにしておく本を絞り込むかに苦心するし, これより大きいと,探す客が馴染みでないと迷子になる. 一日の入荷が 1500冊,売れるのが 1000冊,返本 500冊だそうだ. ビルのワンフロアの書店では,私からみると,あんまり豊富でないな,という状態だ. 家の近くの近郊型書店に比べれば豊富で,ぶらぶらするにはいいのだが, 探しに行くとないということになる.

これが,東京都心に出やすいところに住みたい理由の一つ. かつて,半年ほど博多に住んだことがある. 住みやすい街なのだが,私にとっては本屋の規模が小さかった. 当時,今回の番組の書店の規模と同等か大きそうな本屋が何軒かあったのだが, ああ,本がない〜 と感じていた. 東京・埼玉に戻ってくるたびに,神保町や(超)大規模書店を歩き回ったものだ.

とはいえ,ワンフロアの大型書店でも,書店によって雰囲気がずいぶん違うもの. 流行に敏感,おしゃれ,重厚,文系,理工系,マニアっぽい,つぶれそう(^_^;) などなど. 会社ごとの得手不得手もあるし,場所柄による特色もある. 東京の旭屋書店は,だいたいは,平均的な品揃えの無難な大型書店というイメージがある. 西村瑞穂さんのお店はどんなところなのだろう.

(2006.09.04 librarian)


別件の備忘録.

北本市の二ツ家の WonderGOO 北本店が空き店舗になっていた. 移転や改装のお知らせがはっていないところをみると,つぶれたようだ. Web site の店舗検索では表示されてしまうのだが. ( http://www.wonder.co.jp/shop/list.php )

(2006.09.04 librarian)