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MakisimaDiary20061209 - *体内時計の修正に麹の甘酒?

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体内時計の修正に麹の甘酒?


技能祭 MakisimaDiary20061123 のあとも,疲れたぁとダウンしていましたが, 今週半ばからだいぶ復活してきました. まだ体内時計が変ですが,昨日は鍛金の日で,アルミの絞りでガンガン叩いたので妙な爽快感があります.

先週の終わり頃から,何とか体内時計を戻そうとしていたのですが, 心配した同級生の S さんが 米麹の甘酒を朝に飲むとよいとテレビでやっていましたよ! と教えてくれました. なんでも, 体温が上がりにくくなっているのを米麹の甘酒を飲むと体温上げてくれるので活動的になり, ずれた時間を調整しやすくなる のだそうです. 酒粕の20倍の効果なんだとか.

甘酒というと酒粕に砂糖を入れたものしかイメージできなかったのですが, 麹の甘酒というのは,甘味料を加えない,麹でできる自然な甘さのものなのですね. これが本物の甘酒か. 考えてみれば,麹(かび)で米(炭水化物)を糖やアミノ酸に分解し,さらにアルコールにするとお酒になるんだったか. 原材料に甘味料なしで甘いというのはびっくりですね.

メールで教えてもらったあと数日はまだ家にこもっていて, 夜中に行った24時間スーパーにあったカンは,米麹だが甘味料入りのもの. その後,生協には米麹が売っていたよなぁといってみたら, 原材料:米,米麹 で,砂糖も塩も入っていないものがありました. 水で薄めないタイプのもの.

おいしかった.

生協には麹そのものもおいてあって, 「甘酒の作り方」も袋に載っていました. うろ覚えですが, おかゆを作って麹をくわえて混ぜ,55度で時々かき混ぜながら12時間... でしたか. 暇なときにはやってみたいですが,鬱状態の人間には無理です.

学校でも話題になって, ちょっと甘酒が流行中. Sさん以外にもNさんも同じテレビを見ていたそうです.

体内時計に効くのが甘酒のどの成分なのだろうと google すると, 「グルコース」という表現が多いですね.

グルコースとはブドウ糖のこと. 砂糖を化学的に半分に切った一つの構成成分で,一番基本の糖,炭水化物の構成物ですね. 脳の唯一の栄養源として,しばしば登場します. 血糖値(ブドウ糖)を急上昇させて脳に送り込めということでしょうか. 目覚ましにオレンジジュースを飲んどけというのに似ているかも.

糖を大量に摂取して血糖値が急上昇すると満腹感が発生して一時的に食欲がなくなります. そして,インシュリンが大量に分泌されて,血糖値が急下降,頭がボーッとします. 朝をジュースでしのいだり,吸収のよすぎる炭水化物を取った人が 午前中ボーッとしているのはそのせいだという話もありますね.

甘酒の場合も,緩やかな吸収の炭水化物をきちんと食べておいたほうがよさそうです.

もっとも,麹の甘酒なら,麹が作り出す各種成分があるので, ただのブドウ糖液より体によさそうですね. グルコース(ブドウ糖)以外に,麹の甘酒がよい理由は何かないのでしょうかね?


(2006.12.09 librarian)