数ヶ月ぶりにバイクを動かした. 例年この時期はエンジンの始動が大変なのに,あっさり動いて拍子抜け. バッテリーも死んでいないし,オイルの潤滑も悪くない. うちのバイクだけでなく,暖冬のせいか,どのバイクも調子よいらしく, バイク屋さんはメンテの仕事が例年になく少なくなって大変なのだそうだ.
バイクを動かすついでに, 上野敏彦「闘う純米酒---神亀ひこ孫物語」(平凡社)で取り上げられている 蔵元が蓮田にあって,どんなお酒なのだろうと小瓶を買ってきた.
神亀酒造. 人間総合科学大(小児医療センター裏)の隣にあるが,看板はないのでわかりにくい. 周囲をぐるりと回るとタンクなどが見えるので探せば分かる. 蓮田駅からも歩いていけるくらいのところ. 大学の反対側,道を挟んで隣に「小川原商事」というレトロな感じの酒屋さんがあり, 神亀酒造の直売店. 隣のお酒扱ってますよねと聞いたら,お店の人曰く「うちが蔵元です」.
一番典型的なもので,冷やでもお燗でも飲めるもので,一升瓶ではなく小瓶で, と聞いてみて,適当に選んだ. 「ひこ孫」純米酒三年熟成辛口って...,聞いたとおり,確かに,まろやか. まあ,ふだんアルコールをほとんど飲まないので比較・評価しようもないんですが, 料理用ということでふだん買っている「お米だけのお酒」はピリピリして温めるときついが, ひこ孫はアルコールという感じがしない. フルーティというのともちょっと違う気がするが, 私の持っていた日本酒のイメージとちょっと違う. うっかり飲み過ぎないようにセーブ.
(2007.02.23 librarian)