目を通したのは冬休み頃だったと思うが, 本棚の混沌に入れる前に書いておく.
(ネタバレ)
マイルズ・ネイスミス・ヴォルコシガンが聴聞卿になってからのこと. コマールで太陽鏡衛星が破壊される. 事故かどうか,マイルズらが派遣される. コマールは長期計画のテラフォーミングの最中, バラヤーとの確執が絡む. 滞在先の主婦 Ekaterin は未亡人になってしまう. ( KOMARR )
バラヤーでは,皇帝とコマール出身の婚約者との結婚式に向けて動きが進む. バラヤーに戻った Ekaterin をマイルズは口説こうとするが. クローン兄弟のマーク,従兄弟のイワンをはじめトラブル続き, ヴォルたちの生態が描かれる. ヴォル社会と外世界のテクノロジーが出会って起こる様々な事件. 皇帝は結婚し,マイルズは婚約する. ( A Civil Campaign )
マイルズの結婚式にデンダリィ隊の人々が招待される. 遺伝工学的に兵士として作られた狼女のタウラ軍曹は存命. 親衛兵士Roicは彼女に惹かれていく. 「こぢんまりした」マイルズとEkaterinの結婚式が盛大に行なわれる. ( Winterfair Gifts, in Irresistible Forces )
マイルズとEkaterinは,人工子宮で双子を育てている間に蜜月旅行. 帰りに,クァディの世界で紛争を起こしたバラヤー艦隊護衛コマール商隊のトラブルシュートをしようとする. これにはセタガンダの星の養育院,国家的遺伝プロジェクトが関わっていた. ( Diplomatic Immunity )
(2007.03.09 librarian)