SF界の御三家の最後の一人、A. C. クラーク氏が亡くなったばかり(2008.03.19)なのに、 今度は、野田昌宏氏と氷室冴子氏が2008年6月6日に逝去。
野田昌宏氏は日本SF界に創成期から関わり、 キャプテン・フューチャー・シリーズをはじめとする スペースオペラの翻訳の第一人者だった。 大元帥として有名。 日本テレワークの設立、「ポンキッキ」でも知られる。 野田大元帥著のキャプテン・フューチャー別冊は 東京創元社の創元SF文庫から発行されると予告されながら延期され続けていた。 例によって忙しすぎるのかと思っていたが、体調が悪かったのかもしれない。
氷室冴子氏は「なんて素敵にジャパネスク」シリーズなど、 コバルト文庫の看板のお一人だった。 まだお若いのに。
ご冥福をお祈りする。