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MakisimaDiary20070130 - *労働安全衛生法による技能講習修了証・特別教育修了証

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*労働安全衛生法による技能講習修了証・特別教育修了証

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これ自体はだいぶ旧聞になるのですが,

-労働安全衛生法による技能講習修了証(ガス溶接 H18.10.13)
-労働安全衛生法による特別教育修了証(アーク溶接等 H18.10.26.自由研削 H18.10.6)

という2枚,3種を都立品川技術専門校金属造形科で取得しました.
品川校入校から1ヶ月で詰め込まれました.
きちんと金属造形科を6ヶ月まっとうして修了しても,学校でくれる資格は上記の3つです.

安全に作業をできる,あるいは,作業をしてもよい というような資格(?)ですね.
現実に安全にできるか?と聞かれると,既にだいぶ忘れているような気がします.
いまだ体得するには至っていませんが,
教科書などを参照しつつならどうにかなりそうではあります.

自由研削というと何のことだか分からないかもしれませんが,
いわゆるグラインダです.
回転する砥石で削る作業です.

ガス溶接は,アセチレン(CH≡CH)ガスと酸素(O_2)ガスの炎で溶接するもの.
ガスボンベとバーナーを使う古典的でステロタイプなイメージの溶接です.
どうやら,あまり使わなくなってきているようです.

アーク溶接は,電気でアーク放電させて,
電流数十〜数百アンペアの電流のエネルギ(熱量)で溶かして溶接するもの.
アーク放電が高温のプラズマになっていて,
強い光で強力な紫外線も出るので,
目の保護と日焼け防止で濃い遮光ガラス付きのお面を使います.
手溶接で被覆アーク棒という棒を使うもの,
炭酸ガスやアルゴンガス雰囲気でワイヤがリールで供給される半自動のもの,
タングステン電極でアルゴンなどの不活性ガスを使う TIG 溶接というものなどがあります.

これらを約3ヶ月で一通り学びました.
途中から,他に,鍛金,板金なども始まりました.

「うまく溶接できるか」ということでは,
JIS検定ともいわれる溶接技術者・溶接技能者の資格認証もありますが,
各自で希望のものを任意に受験となります.
ちなみに,私は体調不良もあって,受験せずです.

まあ,いろいろ心残りはあるものの,よしとしますか.
今回,概ね,人には恵まれました.

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(2007.01.30 [[librarian]])